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『ULTRA BLUE』(ウルトラ・ブルー)は、2006年6月14日に発売された宇多田ヒカルの4thアルバム。 == 概要 == * 宇多田ヒカル名義のオリジナルアルバムとしては、3rdアルバム『DEEP RIVER』以来約4年ぶり。オリコン初登場1位。デビューアルバムから5作連続首位獲得は歴代1位タイ記録である。また、デビューアルバムからの初動50万枚突破記録を更新し、歴代1位となった。発売後、6年ぶりの全国ツアー「UTADA UNITED 2006」を開催。 * 宇多田ヒカル名義でリリースされたアルバムの中で唯一アルバムのタイトル曲がないが、テレビのインタビューで、「アルバムの中に『BLUE』という曲があってこのアルバムの方向性を示しているんだけど、だけど”BLUE”だけでは淋しく暗い感じがする…悲しい感じがする。だから”BLUE”の前後に何か言葉をつけようと思って…。『ULTRA BLUE』ってよいタイトルだと思う。BLUEが持つイメージをそのまま特定していないから」と述べている。 * 今まで彼女自身、自分を隠そう、他人に自分を見せないようにしようという気持ちが強く、作品にも表れていたというが、今回は初めて自分を見せよう、自分の良い部分も悪い部分も全て認め、表現することが出来たと語っている。 * 内省的で私小説のような趣を持つ作品という多くの評価通り、後に本人もアルバム製作時は内面的に病んでいたことを明かしており、結果的に暗めのアルバムになったことを認めているが、同時に今となっては一番好きなアルバムだとも発言している。 * 宮沢賢治の詩の擬音の使い方に感銘を受け、今作ではそれを一部取り入れたという。宮沢賢治については、次作アルバム『HEART STATION』でも「テイク5」で、銀河鉄道の夜を意識した歌詞を書いている。 * 前作まで編曲は共作だったが、今回は1曲を除き一人で作詞、作曲、編曲を手がけている。またプログラミングも自ら行っている。 * 全13曲収録。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ULTRA BLUE」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ultra Blue 」があります。 スポンサード リンク
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